ブロックプリントのレディース、キッズ、グッズ

ブロックプリントとは、 手彫りの木版を使って布にインクを押し付けていくインドの伝統工芸。
その歴史は古く、起源前にまで遡るとも言われています。
カラフルで複雑な柄ほど幾重にもインクを重ねていくため、その作業工程は果てしなく、その分、機械では出せないハンドメイドならではの風合いが生み出されます。
ジャイプールに多くの工房が存在します。

ジャイプールは、ブロックプリントをはじめとするファブリック製品、ポッタリー、宝石などの手工芸品が有名です。

2008年にはじめてインドを訪れて以来、私の大好きな国。姉がムンバイに住んでいたので、数回訪れましたが、活気があって、人が多くて、フレンドリーで、エネルギッシュで、いい意味で適当で、物価が安くて、カラフルで私が今まで見たことのない新鮮な世界が広がっていました。
その当時からブロックプリントは大好きで、姉にいろんなお店に連れてもらいました。

今年、ふとブロックプリントの生地を使って何か作りたいと思い、姉に相談したら、ジャイプール出身の友人Meetaを紹介してくれました。そしてムンバイのTomの工場に縫製をお願いして形にする事ができました。

コロナ禍で現地に行くことはできないけれど、つたない英語でコミュニケーションをとって、私の思いを伝えました。
ブロックプリントが更にすてきなものに生まれ変われるように、ものづくりをしていきたいです。

Terrangは、ラテン語の 地球や大地という意味のterraとヒンディー語の色という意味のrangを混ぜ合わせて考えられました。
私たちの商品は色鮮やかな物や、大地や自然に近い雰囲気な物が多くあります。世界的な視野も眼中に入れながら物作りをする、という事も大切にしています。民族の伝統や昔ながらの技術を尊重しつつも、現代の時代にあったデザインにする。昔ながらの技術を保つという事は、耐久性のある高質な物を目指す、という事でもあります。又、その土地、地域の素材を使いそれを広める事によって、彼らの地域発展に貢献したいと望んでいます。

私の姉、TOMOMI YAMAMOTO は着物や帯などを使った鞄作りを２０１０年から製作しています。彼女は沢山の国に住み、訪れ、世界中にある美しい布、織物などに出会い、着物だけではなく他の布を使った製品を作りたいと思い、terrangのブランドを設立しました。姉妹ブランドとしてterrangのブロックプリントの展開を日本で2021年春に私がスタートしました。